楽天koboの出版方法は?原稿形式・DRM・価格設定まで解説
楽天でも出版できるの?
Kindle出版もやってみたし、楽天koboでも出版してみようかな。
具体的にはどうすればいいのかな。
こういった疑問を解決していきます。
楽天koboであれば
・紙書籍の出版に比べ、印税が大きい
・楽天ポイントキャンペーンと絡めた宣伝ができる
などの特徴がありおすすめです。

楽天kobo出版の事例ってどんなのがあるのか?
詳しくはこちらの記事で解説しています。
気になる方はぜひチェックしてみてください↓
【国内最大級】楽天kobo出版の特徴を解説!楽天ポイントがたまる電子書籍ストア★【出版事例あり】
楽天kobo出版であればこういった悩みを解決できます。「本は著名人しか出版できない…」「出版できたとしても費用がかかるのでは…」「楽天で出版してみたい」楽天kobo出版であれば、オリジナルの本を出版可能です。自分でやれば出版料無料。Web上で遠くの人にも読んでもらえます。著名人でなくても大丈夫◎お金の心配も不要です。
では楽天kobo電子書籍ストアの出版に必要なものは何?楽天koboで出版する方法は?
今回はこれらの疑問について、ご説明していきます。
楽天koboで出版する方法は?
楽天koboで出版するにはどのような手続きを行えばよいのか?
実際にやってみたのですが、少し手間がかかるところもありました…。
でもKindleよりはカンタンだと思います。
Kindleの出版手続きが気になる方はこちらから↓
【簡単に解説】Kindleで出版する方法は?Amazonアカウント開設から価格設定まで~
「Kindleで本を出版してみたい!」そんな思いをお持ちの方! Kindleであれば全部自分でやれば0円で出版可能。。紙書籍の出版に比べ、印税が大きい。「読む」だけでなく「聴く」売り出し方ができる。などの特徴がありおすすめです。簡単に始めることができますのでぜひ挑戦してみてくださいね。
「絶対できない!」という箇所はないと思います。
わからない場合は、ゆっくり読んでみて、落ち着いてやればできるはずです。

楽天koboは以下のような流れで出版手続きを行います。
- 楽天に会員登録
- 楽天koboライティングライフにアクセスし、連絡先情報等を登録。
- 登録完了後、ダッシュボードにアクセスし「電子書籍を作成」にて書籍情報を登録。
- 書籍をアップロードすると、審査ののち楽天Kobo電子書籍ストアに電子書籍が販売される。
順番に解説していきます。
①楽天に会員登録
まずは楽天会員になることが必要です。
(既に登録している方はスキップしてください)
登録画面↓
http://www.rakuten.co.jp/myrakuten/help/
②楽天koboライティングライフにアクセスし、連絡先情報等を登録。
次に楽天koboの出版用サイト、楽天koboライティングライフの手続きが必要です。
登録サイト↓
https://books.rakuten.co.jp/e-book/rakutenkwl/

新規登録した後にやることは主に二つです。
②受取口座情報を登録
③登録完了後、ダッシュボードにアクセスし「電子書籍を作成」にて書籍情報を登録
上記が完了すると以下のような画面が出てきます。

真ん中下の「電子書籍を作成」をクリックし、電子書籍情報を登録していきましょう。
ここでの作業は主に4つです。
②作品を入稿
③出版権を設定
④価格を設定
順に解説していきます。
①作品の詳細情報を入力
入力が必須のものをまとめました↓
2.表紙画像(5MB以下のJPGまたはPNG形式の画像)
3.この作品を出品するのは初めてか?Y/N
4.ジャンル
5.この作品はパブリックドメインに属すか?Y/N
6.内容紹介(50字以上)
タイトルや内容紹介は、Web検索で引っかかるようにするため、よく検索されているキーワードを含むことが非常に大切です。詳しくは以下の記事で解説していますので、是非チェックしてみてください↓
【重要】Kindle出版前にタイトル・キーワードを見なおそう!意外と忘れがちな検索対策!
「Kindleで出版して色んな人に本を読んでもらいたい!」そんな思いをお持ちの方。Kindleであれば全部自分でやれば0円で出版可能です。紙書籍の出版に比べ、印税が大きい。「読む」だけでなく「聴く」売り出し方ができる。などの特徴があり、おすすめです!原稿の内容もですが、検索してあなたの本を見つけてもらうことが大切です。
②作品を入稿
次に原稿をアップロードします。
最大ファイルサイズは100MBです。
そしてMicrosoft Wordでは入稿できません。
試しにMicrosoft Wordでアップロードをすると…

アップロードできませんでした。
画像にも出ている通り、サポートされているファイル形式は「EPUB3」のみです。
「EPUB3」とはなに?どうやって作成するの?と気になる方は、ぜひこちらの記事からご確認ください↓
(別途記事作成予定)
③出版権を設定
ここで選択するのは次の2つです。
2.出版地域

ここで出てくる「デジタル著作権管理(DRM)の適用」とは何か?楽天koboライティングライフのヘルプページに以下のような記載があります。
各書籍毎にデジタル著作権管理(DRM)を適用するか選択できます。
楽天koboライティンングライフヘルプ
デジタル著作権管理を適用した場合、ユーザーがコピー、印刷できないようなかたちで提供することが可能です。
このオプションを適用した場合でも、200文字を超えない短い引用のコピーを可能として、
ユーザーがTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアツールを通して一節を共有することが出来るようにします。
つまり適用しても200文字以内のコピーは可能だということです。
例えば自分の名言集をまとめた電子書籍を出版したとして、DRMを適用しても、SNSで自分の名言が拡散される可能性はあるということです。
原稿をもう一度確認して、間違った記載をしていないかなど確認することが大切です。
④価格を設定
ここで価格を設定する前に、受取口座情報の入力が求められます。

口座情報が登録できたら、価格を設定していきましょう。
0円(無料)または80円〜100,000円までで設定できます。

実は楽天koboはKindleよりも出版者が得る利益が大きいことをご存知でしたか?
詳しく知りたい!という方は、以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください↓
(別途記事作成予定)
④審査ののち楽天Kobo電子書籍ストアに電子書籍が販売
最後に発売日を設定します。
「電子書籍を出版」を押すと、「コンテンツの審査」が開始されます。

審査には、24〜72時間かかるので、出版予定の3日以上前に登録しておくのがおすすめです。
楽天koboで出版してみよう!
楽天kobo電子書籍ストアの手順がお分かりいただけたでしょうか。
ここまでのまとめです。
・原稿は「EPUB3」の形式しかできない
・価格は0円(無料)または80円〜100,000円で設定できる
・審査に24〜72時間かかるので余裕を持って登録しておくのがおすすめ
いかがでしたか。
「原稿が入稿できない!」と悩まれた方もいらっしゃるかもしれません。
そこで次回は「EPUB3の簡単な作成方法」について解説したいと思います。
お楽しみに。