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【素人でも無料でプロに】kindleで売れる表紙を作成する手順【簡単】

出版 電子書籍出版

kindle出版したいけど、表紙ってどうやって作ればいいんだろう。パッと目を引くためにはどんな工夫が必要なのかな。素人でも簡単にできる方法ってないかな。

こういった質問にお答えしていきます。

この記事を書いている僕は、

  • 出版社の社長として最前線で仕事しています
  • 1年間で30冊出版しました(累計45冊プロデュース)
  • Amazonランキング1位を獲得しました(ありきたりな実績ですが…)

こういった僕が、解説していきます。

Kindle本の売上げを大きく左右するのは、「タイトル」と「表紙」です。

全ページを立ち読みできないKindle本では、
Kindle本を選ぶ際に、購入者は下記のような順でチェックします。

  1. パッと目に入る表紙とタイトルで興味をもつ
  2. 詳細欄でさらに興味をもつ
  3. 人によってはレビューをチェックする
  4. 購入に至る

上記のような流れです。

つまり何を差し置いても、本の内容よりも、タイトルと表紙でいかに興味を引くことができるかです。逆に興味を引くことができなければ読んでもらえません。

では、どうすれば売れる表紙画像が作れるのでしょうか。

この記事では、デザインの知識がない人でも無料で簡単に売れる表紙画像が作れる方法をお伝えしていきます。

下記の順に解説していきます。

  1. 表紙のサイズと形式
  2. 売れる表紙の型
  3. 売れる表紙作成の2つのポイント
  4. おすすめツール
  5. 外注する

それではどうぞ。

kindle本の表紙のサイズと形式

Amazonが推奨しているサイズを形式について確認します。
下記のとおりです。

ファイル形式

・TIFF (.tif/.tiff)
・JPEG (.jpeg/.jpg)

画像サイズ

・推奨寸法は 高さ 2,560 ピクセル、幅 1,600 ピクセル
・最小寸法は 高さ 1,000 ピクセル、幅 625 ピクセル
・理想的な縦横比は 1.6:1 以上
・表紙画像のサイズは 50 MB 未満

容量

・圧縮せず、50MB未満の画像ファイル

参考ページ:KDPガイドライン

サイズについてまとめると上記のような感じになります。

つまり、2560px × 1600pxの画像を用意すれば間違いないということです。

こちらの形式に沿って、画像を作成していきましょう。
この規格に沿っていないと、アップロードしても受付されず、作り直しになりますので注意が必要です。

表紙用の画像を用意する

商用利用可能な無料画像配布サイトを紹介します。

ご自身で画像を用意できない場合はこれらのサイトを利用するといいでしょう。無料なので他人と被る可能性はありますが、品質自体は良いものが多数見つかるはずです。

各サイトの利用規約などを読んだ上で活用してください。

O-DAN
ぱくたそ

無料で使える表紙作成ツール

さてここからは、実際に表紙を作っていきます。

デザインの知識なし、なんのデザインソフトも使えない」という僕みたいな人でも簡単にできますので、参考にしてみてください。

おすすめは「Canva」というサイトです。

簡単にそれっぽい表紙が作れますので、活用してみてください。

Canvaのサイトはこちら

Canvaは無料でも十分なぐらい、シャレた表紙を作ることができます。

月額1500円ほどで、有料プランにすることもできますが、資金に余裕のある人は有料プランをおすすめします。無料とは比べられないほど、良い画像や素材を使うことができるようになります。資金に余裕のある方はぜひどうぞ。年契約だと年間2000円ほど年間お得になるようです。

表紙作成を外注する前に、一度自分で作ってみることをおすすめします。
一度でもいいので自分で作成することで、

  • どんな要素が必要か
  • 色はどうするのか
  • キャッチコピーはどうするのか
  • どれぐらい時間がかかるか

など、考えなければいけない要素も見えてきます。
2冊目以降出版する際のに、役立てることができますので、挑戦してみてくださいね。

Canvaのサイトはこちら

kindle本で売れる表紙画像とは

では、実際に売れる表紙はどうやって作ればいいのかをみていきます。

表紙にも一貫性を持たせる

まずは、タイトル、表紙、内容。すべてに一貫性をもたせる必要があります。
つまり、表紙にも必要になるというわけです。
(一貫性の必要について知りたい方はこちらの記事で解説しています。)

その表紙は誰に興味をもってもらいたいのか?を考え、作る必要があります。

その上で、おすすめの表紙の作り方に触れていきます。

僕がおすすめしているのは「帯」をつけることです。

上記は僕が出版した表紙になります。
帯がついているだけで、一気に素人感がなくなります。

上にタイトルがあり、帯部分には推薦文やベネフィットが記載されます。
タイトルでひきつけ、帯部分で一気に興味をもたせる型です。

帯があるメリット

では、帯がついていたほうが良い理由ですが、以下の2つになります。

1,素人っぽさがなくなる

表紙が素人感まる出しだと、著者自身も素人だと思われてしまいます。
表紙をみたときに、

「こんな素人ぽい表紙の本が、面白いはずないよね。買うのやめよう」

これが普通の感覚でしょう。
本の価値も、著者としての価値も下がってしまうわけです。

僕はデザインのプロというわけではないですが、表紙に帯を入れるだけで、一気に素人っぽさがなくなります。

こちらは僕が経営する出版社で作成した表紙です。いかがでしょうか?
プロが作っているのはもちろんのことですが、素人っぽさがありませんよね。

表紙が作りこまれているので、本自体の信頼性も増しますし、著者の信頼性もアップします

書体ですが、あまり奇抜なものを極力使わないことをおすすめします。

プロでない限り、使いこなすのはなかなか難しいです。自分がよかれと思って、書体を変えたとしても、読者からすると奇抜すぎてダサく感じることもあるからです。

つまり、素人っぽさが出てしまうというわけです。

そのため明朝やゴシックなどが無難です。書体を組み合わせる際は多くても3種類までにしておくと、統一感が出てより良い表紙になっていきます。

2,売れている本だという演出ができる

お客様からすると、紙の本であろうが、電子書籍であろうが、「本」に変わりはありません。

Kindle本は他のKindle本だけでなく、紙の本もライバルになり、比較検討されます。紙の本の多くに帯がついているため、Kindle本でも帯を付けておいたほうが無難であるということです。

上記は、2021年5月19日のkindle売れ筋ランキングです。

見ていただくとわかりますとおり、ほぼ帯がついてますよね。帯がついていないものもありますが、帯をつけることができるように、想定した表紙デザインにもなっています。こういった本は売れ行き次第で帯をつけたり、部数によっては帯の文言を変更したりするためです。

紙の本であれば、帯をつけるにも1冊あたりお金がかかります。それでも帯をつけるのは、売れ行きが違ってくるですね。

そうであれば、kindle本でも帯をつけておいて得することはあれど、損することはないでしょう。

帯をつけることで、直感的に「いい感じの本」であるというイメージをもたせることができます。
お客さんからすると、「実際はどうかはわらないが作り込んでいる感じがする」といったイメージです。

絵を重視したり、文字を重視をする本もありますが、デザインセンスがなければ手抜きに感じられることもありますので注意が必要です。

外注する場合

ここまでお伝えしたことを実践してもらえれば、一定の基準を満たしたKindleの表紙を作成できるはずです。

ですが、やはりプロがデザインした表紙のクォリティには及びません。

こればかりは、ある意味諦めるしかないのですが、「もっと良い表紙画像を用意したい!」という場合はプロに外注依頼する方法もあります。

僕自身、Kindle本を量産していた時期は表紙画像を全て自作していましたが、ロングセラーを狙ったKindle本はプロに外注依頼しています。

外注の依頼先

そして、外注したい場合は、知り合いやクラウドソーシングを活用します。
代表的なクラウドソーシングは、

1件5000円ほどで依頼できますので、ありがたいですね。予算に余裕があれば、外注するのもありです。

ただ、外注する前に一度canvaで表紙を作ってみてください。どのように表紙ができるか知ることで外注する際や仕上がりにも大きく影響します → Canvaのサイトはこちら

パッと目を引く表紙を無料で作成する方法まとめ

Kindle本の表紙画像を作る方法を解説してきました。

  1. 表紙のサイズと形式で作成
  2. 一貫性を意識しつつ、帯型の表紙を作成する
  3. 無料ならCanvaがおすすめ
  4. 予算があるなら外注依頼する

以上4つのポイントを意識してみてください。

僕自身、デザインの知識がまったくないド素人です。それでも売れる表紙画像ができています。自分で作るにしても、外注するにしても、まずはできそうなところから始めてみてくださいね。

  • 自分で作るのが大変そう
  • 外注したい
  • 最高の表紙にしたい
  • 複数の中から1つ選びたい

そういったお悩みをお持ちの場合は、下記より僕に依頼することもできます。

お気軽にお問合せください。

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