【Kindle】印税(ロイヤリティ)を70%にする設定方法は?KDPセレクトの説明あり
Kindleの印税について知りたい。
Kindleで出版して色んな人に本を読んでもらいたい。
こういった疑問を解決していきます。
- 全部自分でやれば0円で出版可能
- 紙書籍の出版に比べ、印税が大きい
- 「読む」だけでなく「聴く」売り出し方ができる
などの特徴がありおすすめです!
詳しくはこちら↓
【印税70%も】儲かる電子書籍出版Kindle!特徴を解説★一般の人でうまくいった事例は!?
いつか自分の本を出せたら、と憧れを抱くものですよね。「本は著名人しか出版できない…」「出版できたとしても費用がかかるのでは…」そんな思いをお持ちの方!電子書籍であれば、オリジナルの本を出版可能!自分でやれば出版料無料!Web上で遠くの人にも読んでもらえる!あなたが著名人でなくても、大丈夫◎お金の心配も不要です。
「Kindleで10万円本が売れたら、10万円のパソコンでも買おうかな」
と考えている方!
“ロイヤリティ”のことを忘れていませんか?
10万円売れたとしても、あなたに10万円まるまる入るわけではありません!
Kindleで電子書籍を出版する場合、「Kindleの出版サービスを使用して出版している」ため、Kindleにサービス使用料として売り上げの一部が抜かれた後、あなたにお金が入ります。
いきなりの精神論ですが、Kindleに不満を覚えるのではなく、むしろ「出版サービスを使用させていただきありがとう」と感謝の気持ちを持つことが大切です。
とは言いつつもなるべく多くロイヤリティが欲しいのが本音…。
適当に設定してしまうとロイヤリティが低くなってしまいます。
そこで今回は「【Kindle】印税(ロイヤリティ)を70%にする設定方法は?KDPセレクトの説明あり」について解説します。
Kindleのロイヤリティは2種類
Kindleのロイヤリティは35%か70%です。
手続きを誤ってしまうと、ロイヤリティが35%になってしまいます。
ではどうすれば70%のロイヤリティを獲得することができるのか。
チェックポイントは大きく4つあります。
- 250円~1.250円の間で設定すること
- 電子書籍の紙版を出版している場合、紙書籍の価格の20%以下であること
- KDPセレクトに登録していること
- 著作権保護された作品になっていること
上から順番に解説していきます。
印税を70%にする条件

①著者または出版者の指定した希望小売価格が希望小売価格の要件を満たしていること
Kindleで出版するとき、99円~20,000円であれば、自由に価格設定ができます。
「なるほど、99円~20,000円の中であれば、ロイヤリティが70%なのか」
残念ながら違います!
この99円~20,000円の中で、70%のロイヤリティがもらえる価格が存在します。
それはいったい何円なのか?
Kindleの案内ページには以下のように記載されています。

つまり250円~1,250円の間であれば、70%のロイヤリティが受け取れます。
「250円~1,250円以外の価格で本を売る予定だった!」
という方で、ロイヤリティをなるべく多く受け取りたいという方は、価格設定をいま一度考え直してみてはいかがでしょうか。
②当該電子書籍の印刷版の Amazon での希望小売価格を少なくとも 20% 下回ること
電子書籍の紙版をAmazonで出版している方は、単に250円から1,250円の間に設定すればOKではありません。
もし紙版をAmazonで出版しているのであれば、紙書籍よりも20%以下の価格でなければいけません。
例えば、紙書籍を1,000円で販売している場合は、800円以下の価格でなければロイヤリティが70%になりません。
紙書籍を出版している場合は注意が必要です。
③KDP セレクトに登録されていること
日本で販売する場合、70%のロイヤリティを得るにはKDPセレクトに電子書籍を登録する必要があります。

KDPセレクトとは?
簡単に言うと「Kindle Unlimitedへの参加ができる本」です。
Kindle Unlimitedとは、月額980円を支払うとKindleの本が読み放題になるサービスです。
URL:デジタル登録のサインアップ (amazon.co.jp)

ブラジル、日本、メキシコ、インドの読者に対して70%のロイヤリティを適用するにはKDPセレクトへの参加が必須となっています。
「KDPセレクトに参加することって出版する側にメリットあるの?」
という方に、KDPが発表している「KDPセレクト参加のメリット3つ」をご紹介したいと思います。
1、高いロイヤリティ
→ロイヤリティを70%に設定できることが大きいでしょう。
2、本の売上促進
→Kindle Unlimitedで読んだユーザーがSNSで拡散してくれる、といったことも考えられます。
3、新たな読者の獲得
→いきなり1冊購入するのはハードルが高いですが、Kindle Unlimitedで漁っていたらたまたま出会っで読んでみたら面白かった、というユーザーは多くなるはずです。
KDPセレクトに参加することは、出版する側に不利益を与えるものではありません。
「Kindle Unlimitedに入れば色々な本が読み放題ですし、私が出版した本も読めますよ」と広報することも可能になるので、遠慮せずにKDPセレクトに登録すればよいと思います。
KDPセレクト登録はカンタン2ステップ!
①KDPでKindle本の価格設定を開く
②「KDPセレクトへの登録」から「KDPセレクトに本を登録する」にチェック

④著作権保護された作品であること
70%のロイヤリティオプションは著作権保護された作品にのみ適用できます。
著作権保護されていない作品とは、つまりパブリックドメインの作品です。
パブリックドメインコンテンツの出版は様々な取り決めがあります。
詳しくはこちら↓
パブリックドメイン コンテンツの出版 (amazon.co.jp)
パブリックドメインの出版は複雑かつロイヤリティが35%になってしまうので、選択しないのが無難かと思います。
著作権保護の設定はカンタン2ステップ!
①KDPでKindle本の詳細を開く
②「出版に関して必要な権利」で「私は著作権者であり、出版に関して必要な権利を保有しています」を選択

ロイヤリティ70%を受け取る方法をおさらい!
いかがだったでしょうか。
ロイヤリティを70%受け取る方法をまとめました。
- 250円~1.250円の間で設定すること
- 電子書籍の紙版を出版している場合、紙書籍の価格の20%以下であること
- KDPセレクトに登録していること
- 著作権保護された作品になっていること
特に価格付けは難しいところです。
この記事を参考にして設定を行い、あなたがたくさんのロイヤリティを受け取ることを祈っております。