「noteを書いたけど、全然検索に出てこない」
「SEOで上位表示って、本当にできるの?」
僕のところに、こうした相談が届きます。
実際、note(https://note.com/)は「書けばすぐに読まれる」と思って始める人が多いですが、フタを開けてみると「検索から全然アクセスが来ない」という現実にぶつかります。
SNSでバズれば読まれるけど、それも一瞬。気がついたらアクセスが止まってしまう…。
僕も最初はそうでした。
でもSEOを学んで、自分のブログやnoteで実践してみた結果、安定して検索から読まれる記事を作れるようになったんです。
今回はその経験をもとに、「note記事を検索で上位にするSEO対策」をまとめます。
これからnoteで本気で記事を広めたい人に、少しでも役立ててもらえたら嬉しいです。
① noteはSEOに強い?弱い?
まず最初に、noteというプラットフォームの特徴を整理しておきます。
note.comのドメインは非常に強いです。
これはGoogleからの信頼度(ドメインパワー)が高いということ。実際に「note + ○○」で検索すると、個人が書いた記事が上位に来ているのをよく見かけます。
ただし、注意点もあります。
- noteは内部SEOの仕組み(カテゴリ設定やmetaタグ編集など)が弱い
- 記事数が多いので、ライバルも多い
- 単に日記のように書いただけでは検索に上がらない
つまり、noteはSEO的に有利な土台は持っているけれど、書き方を工夫しないと埋もれてしまう、というのが正直なところです。
② SEOで一番大事なのは「キーワード選定」
SEO対策で一番大事なのは、キーワードです。
どんなにいい記事を書いても、狙うキーワードを外したら検索には出てきません。
例えば「noteで稼ぐ」と検索してみると、大手サイトや有名ブロガーの記事が上位を独占しています。
ここで勝負しても正直、厳しい。
でも「note 副業 稼ぎ方 初心者」といったロングテール(複合キーワード)を狙えば、まだまだ勝機はあります。
僕がよく使う調べ方はこんな感じ👇
- Googleのサジェスト(検索窓に文字を打ったときに出る候補)を見る
- ラッコキーワードなどの無料ツールで関連ワードを洗い出す
- 実際に検索して、上位が企業サイトばかりなら避ける/個人が多ければチャンス
この調査をサボらないだけで、記事の順位は大きく変わります。
③ タイトルと見出しの付け方
SEOで結果を出すなら、タイトルと見出しの付け方が肝心です。
タイトルのコツ
- 32文字以内にする
- 狙ったキーワードを必ず入れる
- 読者の疑問を解決する形にする
例:
「note 有料記事 価格設定」 →
◯「note有料記事はいくらで売るべき?価格設定のコツ」
このようにキーワードを自然に含めながら、クリックしたくなるタイトルにするのが大事です。
見出し(H2/H3)のコツ
- H2にメインキーワードを入れる
- H3には補足的なキーワードを入れる
- 記事をざっと見ただけで全体像が分かる構成にする
Googleは「見出しの構造」も読んでいるので、ここを意識するとSEO効果が上がります。
④ 記事構成は「型」を意識する
SEO記事には、読まれやすい“型”があります。
僕がよく使うのは、この5ステップです。
- 導入文:読者の悩みを提示する
- 結論:先に答えをズバッと言う
- 理由・根拠:なぜそうなのか説明
- 具体例:体験談やリストで解説
- まとめ+行動喚起
この型で書くと、検索エンジンにも読者にも分かりやすい記事になります。
実際、僕の「noteで月3万円稼ぐ方法」もこの型で書いたことで、検索から安定して読まれるようになりました。
⑤ 内部SEOの工夫
noteの記事単体だけでなく、内部SEOを意識するとさらに強くなります。
- 内部リンク:関連記事を記事内で紹介する
- 外部リンク:公式サイトや信頼できる情報源にリンクする
- 画像のalt属性:画像にキーワードを入れた説明を設定する
特に内部リンクは重要です。
「noteで月3万円稼ぐ方法」を書いたら、「note有料記事の価格設定」や「売れるタイトルの付け方」にリンクする。
こうやって記事同士をつなぐと、Googleは「関連性がある」と判断して評価を上げてくれます。
⑥ noteならではのSEO対策
noteにはブログにはない独自の仕組みがあります。これも活用しましょう。
- マガジンを作る:関連記事をまとめることで検索評価が高まりやすい
- タグ設定:最大5個まで。実際に検索されているワードを選ぶ
- プロフィール最適化:プロフィールに狙いたいキーワードを入れる
- 更新頻度:noteは「継続更新」されるアカウントを評価する傾向がある
例えば「note SEO」「note 副業」といったタグを付けておくだけでも、内部検索からの流入が増えます。
⑦ SNSとの掛け算でSEOを強化
SEOだけに頼らず、SNSからの流入も掛け合わせると強いです。
- **X(旧Twitter)**で記事をシェア → 拡散すると被リンク効果にもなる
- ブログと連携 → note記事をブログで紹介する/逆もあり
- YouTubeやstand.fmで記事を紹介 → 他媒体からのアクセスはGoogleに評価されやすい
僕の場合も、Xで記事をシェアして初動のアクセスを作り、その後はSEOで長期的に読まれる形にしています。
まとめ
noteはドメインパワーが強いので、きちんと書けばSEOで上位表示を狙えます。
ただし「日記のように書くだけ」では埋もれてしまうのも事実。
SEOで結果を出すためには、
- キーワード選定をしっかりやる
- タイトル・見出しにキーワードを入れる
- 記事構成を“型”に沿って書く
- 内部リンクやマガジンを活用する
- SNSからの流入も組み合わせる
このあたりを意識することが大切です。
僕自身、最初は検索に出ない記事ばかりでした。
でも試行錯誤を重ねた結果、noteでも検索上位を取れるようになり、安定して読まれる記事が増えました。
SEOは一度理解してしまえば、長期的にアクセスを生んでくれる“資産”になります。
ぜひ今日から、あなたのnote記事にもSEOの視点を取り入れてみてください。
コメントを書く