「noteに有料記事を出してみたいけど、いくらにすればいいか分からない」
こんな声を、聞きます。
僕自身も最初に有料記事を書いたとき、ものすごく迷いました。
「安すぎると“内容が薄い”と思われそう。でも高すぎると買ってもらえない気がする」
その葛藤をぐるぐると繰り返していたんです。
でも実際に記事を出してみて、いろんな価格帯を試した今だから分かることがあります。
それは、価格設定に正解はないけれど、戦略は必要だということです。
今回は、noteの有料記事を出すときの価格設定について、僕の体験談を交えながら具体的に解説していきます。
これから有料記事を書こうと思っている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
note:https://note.com/
① noteの価格は自由。でも自由だからこそ迷う
noteは100円から10,000円まで、自由に価格を設定できます。
この「自由」というのが厄介で、初心者ほど悩むんですよね。
例えば最初の一本を300円で出すと、「え、安すぎて逆に不安」と思う人が出てきます。
逆に3,000円で出すと、「興味はあるけど最初からそこまで出すのは…」と買い控える人が出ます。
僕も最初は980円で出しました。
「コンビニでおにぎりとコーヒーを買うくらいの金額なら、読者も気軽に買えるはず」と考えたからです。
実際に出してみると、その直感は間違っていませんでした。
② 初めての有料記事は100円がおすすめ
最初の有料noteに関して言えば、僕は100円一択だと思っています。
理由はシンプルです。
- 心理的に“ワンコイン”の金額は買いやすい
- 読者が「試し買い」してくれる価格帯
- 売れる体験ができる(これが何より大事)
最初の一本で「誰かが買ってくれた」という経験をすると、書くことへの自信が一気についてきます。
逆に最初から2,000円以上で出して全然売れないと、心が折れる人が多い。
だからこそ「まずは100円で売ってみて、そこから調整していく」というステップがおすすめです。
③ ジャンルによって最適価格は違う
ここからは少し踏み込んだ話。
noteの有料記事はジャンルによって「売れやすい価格帯」が違います。
僕がこれまで見てきた相場感を整理すると、だいたいこんな感じです👇
- 副業・お金系:980円〜2,980円
- 恋愛・人間関係:500円〜1,500円
- スピリチュアル・自己啓発:500円〜980円
- 実体験(失敗談・成功談):300円〜980円
- テンプレ・教材系:1,500円〜5,000円
たとえば「僕がAmazon FlexのアカウントBANから復活した方法」は980円で出しました。
これは「困っている人が多いテーマで、切実に知りたい情報だから」です。
逆に「日常の体験談」を2,980円で売ってもなかなか買われません。
「お金を払ってでも知りたい情報」なのか、「気になるけど無料でいいや」なのか。
ジャンルによって価値の感じ方は全然違うんですよね。
④ むねさん流:価格は“階段”で設計する
僕が意識しているのは、価格を“階段”にすることです。
ステップ1:低価格(100〜500円)
まずはここで「試し買い」をしてもらう。
読者にとっての心理的ハードルを下げる。
ステップ2:中価格(1,000〜2,980円)
ここからが本当に知りたい人の領域。
記事の内容も「具体的な手順」や「テンプレ」を含めて濃くする。
ステップ3:高価格(5,000円以上)
これはもう記事ではなく「教材」に近い。
講座やテンプレート集、プロンプト集、ワークシート付きなど、しっかり価値をつけて出す。
こうして階段を作ると、読者が「また買ってみよう」と思いやすくなります。
⑤ 値付けに迷ったときの考え方
最後に、僕が価格設定に迷ったときに考える基準をシェアします。
- 自分が読者だったら、この価格で買うか?
- 無料の記事と比べて、ちゃんと“お金を払う意味”があるか?
- 内容の濃さに対して、この価格で納得できるか?
- 次の商品(講座やサービス)に繋げやすい価格になっているか?
この4つをチェックすると、だいたい方向性が見えてきます。
まとめ
- noteの価格設定は自由だからこそ戦略が必要
- 最初の1本は100円がおすすめ(売れる体験が大事)
- ジャンルによって売れる価格帯は違う
- 価格は“階段”を意識して設計するとリピーターが増える
- 迷ったら「自分がその値段で買うかどうか」で判断
noteの一番の魅力は、すぐに出せて反応が返ってくることです。
悩んでいる時間が長いよりも、「まずは100円で出してみる」ことの方が、確実に次につながります。
僕も最初の100円noteから、気づけば数千円の商品、さらに講座へと広げることができました。
あなたもまずは一歩、価格を決めて有料記事を出してみてください。
その一歩が、次の大きな収益の柱につながっていきます。
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