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経営者は本を出版するべき! 4つのメリットと注意点を解説【出版しよう】

作家 出版 電子書籍出版

多くの経営者が考える書籍の出版。社員教育や自叙伝として自分の生い立ちを世に出すなど、そのジャンルは多岐にわたりますが、売り上げアップ以外にもメリットはたくさんあります。

合わせて、出版の際の注意点も把握しておきましょう。

経営者が出版をするメリットとは?

経営者が出版をするメリットは以下の通りです。

  • 売り上げアップ
  • 自社の認知が向上
  • 人材採用につながる
  • 自社の強みを再認識できる

それぞれ説明していきます。

経営者の出版で売り上げアップ

ここでいう売り上げとは、書籍の印税ではなく、実際の事業での売り上げになります。

普段、あなたはサービスを広めるために、他の広告会社に自社のPRを依頼したり、自社のホームページを運用していると思いますが、その中で、書籍は新たに顧客を開拓するツールとなり得ます。

書籍という媒体は、誰でも作成できるブログやホームページとは違い、「特定の分野で何か結果を残した人」もしくは「特定の分野での知識がある専門家」が書くイメージがありますよね?

経験や知識のある経営者自身が、名前を出して専門性や希少性のある書籍を出版すると、より信頼性が増すこととなり、結果としてその書籍をきっかけに仕事が生まれることがあるのです。

経営者の出版で自社の認知が向上

情報メディアが会社のサービスを取りあげる事例として、プレスリリースがありますが、プレスリリースに書かれている内容が正しいのかを判断することは難しいです。

対して、書籍に関しては先ほど述べたように、ある程度信頼性を持って情報を判断できるので、書籍を出版しているという実績は、メディア掲載の観点でもプラスに働きます。

また、サービス内容だけでなく、経営スキルを書籍化することで、認知を向上させることも可能です。

例えば、

  • 社内独自で行なっている人材教育について
  • マネジメントで結果を出す方法
  • 業績を機転を利かせて改善した事例

などを書籍にまとめれば、分母が多く差別化しにくい業界の中でも、社風としての差別化を図ることができます。

経営者の出版で安定した人材採用につながる

昨今、少子高齢化や飲食業界の人手不足が話題になっているように、会社にとって人材採用の効率化はかなり重要なポイントになっています。

さらには、転職市場が活発になっていますから、採用したとしても少しでも会社にミスマッチを感じたら転職されてしまう可能性が大いにあります。

かといって、人材サービスに集客を依頼して入社希望者を集めるのには費用面でコストがかかりますし、面接や説明会の機会を増やして、企業への理解を増やそうにも、時間のコストがかかります。

そこで、自社の理念や実績、人材教育のポイントをまとめた書籍が効果を発揮します。

例えば、採用前に書籍を読んでもらうように設定して、経営理念を知ってもらうことでミスマッチを防ぐことができたり、入社後にギャップを感じてしまう社員を少なくすることが可能です。

さらに、専門的な知識に関する書籍を出版しているということは、保護者の安心にもつながります。

人材採用と書籍は相性がいいのです。

経営者の出版で自社の強みを再認識できる

日本の中で、書籍を出版している経営者は決して少なくありません。

なので、書籍を出版するとなると、同じジャンルないし、同業他社の書籍も意識して出版する必要があります。

つまり、

・数ある会社の中で、自社の書籍を選んでもらうための理由は何なのか。
・読み手(顧客は)何を求めているのか
・自分の魅力はどこなのか

など、他社や顧客をもう一度見直す機会になります。

それが、書籍ともなれば、ブログなどとは違い簡単に修正がきかないので、より一層意識することになり、自社の強みを様々な観点から再認識できるかもしれません。

経営者が出版をする注意点は?

経営者が書籍を出版する時の注意点として、赤字になる場合があることを理解しておく必要があります。

ただ、こちらに関しては、電子書籍を選択することで費用を安く抑えることができたり、赤字の部分は企業認知度アップによる売り上げの増加や、人材採用効率の上昇などで補うことも可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

繰り返しになりますが、書籍の良さは「信頼性」にあります。

今現在取り組まれているサービスの認知活動や、人材採用をさらに加速させるツールとして、出版を副次的に使うことをお勧めいたします。

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