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Amazon Hubでよく見る「DCR」と「DNR」とは?配達員が知っておくべき意味と対応方法

Amazon Hubでよく見る「DCR」と「DNR」とは?配達員が知っておくべき意味と対応方法

こんにちは、むねさんです。Amazon Hubで配達しているとき、「DCR」「DNR」の文字をアプリ画面や指示書で見かけたこと、ありませんか?

これ、ただの略語ではなく、あなたの報酬・継続稼働・評価に直結するめちゃくちゃ重要な指標です。知らずに稼働していると「思ってたのと違った」で大きなトラブルになることも。

この記事では、note記事で説明した内容をベースに、僕が実際見てきた現場の事例を付け加えながら、DCRとDNRの違い・具体的な対策・数値管理のコツをしっかり解説します。これを読めば、評価指標に強くなって稼ぎやすくなるはずです。

↑こちら、僕のHub稼働風景です(汗)

DCR(Delivery Completion Rate:配達完了率)とは何か

まずDCRについて。
これは「割り当てられた荷物のうち、実際に配達を完了できた割合」のこと。Amazon Hubでは、この数字が低いと評価に影響します。完了率が高ければ報酬や配達量も安定しやすくなる指標です。

例:100個のうち98個配達できればDCR98%になります。

現場でよくあるDCRが下がる原因

  1. 不在で荷物を持ち戻し
     受け取り人が不在で配達できなかったケース。置き配が指示されていない荷物なら持ち戻しになる。
  2. 誤配送/ルートミス
     住所の入力ミスやアプリのルート案内ミスなどで、目的地に届かず別の場所に持って行ってしまうことがある。
  3. スキャン漏れ
     荷物をHubからピックアップする際のスキャン、配達完了のスキャンを忘れると完了と見なされない。
  4. アプリ操作ミス
     「配達完了」のボタンを押し忘れたり、アプリの反応が悪くて押せなかったり。通信環境が悪い場所でこのミスが増える。

DCRを上げるための実践的な対策

  • 配達前に住所・備考をしっかり確認する
  • 在宅時間が長そうな時間帯を狙う
  • もし配達予定の荷物が時間的にギリギリならサポートに「遅延可能か」相談する
  • 配達先での配慮(ポスト・インターホン・玄関の仕様など)を把握しておく

僕の体験から

ある日の話です。荷物20個ほど割り当てられていた中のひとつ、建物名の略称が住所に入っていなかったためにUTL(住所不明)になり、完了率が落ちてしまったことがありました。
その日から、住所入力画面で特に「建物名/号室」が入っているかを必ず2回確認するようルーティン化しました。これだけでその後1ヶ月でDCRの落ちるケースを半分以下に減らせました。

DNR(Delivery Not Received:未受領率)とは何か

次にDNR。こちらは「配達完了って記録されてるのに、顧客から“届いていない”と報告された割合」です。
DCRとは違って、「配達した/してない」の線引きが曖昧になる場面が多く、特にトラブルになりやすい指標です。

Hub稼働の人は特にこのDNRに注意を払う必要があります。

DNRが高くなる典型パターン

  1. 置き配の写真が不鮮明・証拠にならない
     暗い玄関前や夜間、写真がピンぼけしていたり荷物が見切れていたりするケース。
  2. 荷物を指示とは違う場所に置いた
     「玄関前」の指示があったのに宅配ボックスの中、違うポーチの中など。顧客が見つけられない・届けたことを認めない。
  3. 配達完了処理を忘れた/Hubへの投入処理を漏らした
     Hub拠点からピックアップした荷物をいつまでもアプリに登録していなかったり、配達完了をつけ忘れたり。
  4. 顧客の側でのトラブル(荷物紛失・盗難・破損・雨)を報告される
     事故とは言えないが、「届けてない」と主張される案件。

アプリの不具合でうまく処理できない場合もあります。こちらの記事も貼っておきます:最新アプリ不具合

DNRを下げるための実践的な対策

  • 置き配を行う場合は「玄関+荷物」の写真を複数枚撮影(光の当て方・角度に注意)
  • 指示された置き場所を厳守する
  • 配送完了通知やアプリの証拠ログを確認しておく
  • 落ちそうな状況があれば、配達完了ボタンを押す前にスクリーンショットなどで「この荷物はここにある」という証拠を残す

僕の体験から

ある日の夜勤での話です。置き配をした荷物について、「届いていない」と顧客から報告がありました。写真は撮ってあったのですが、角度が悪く荷物のラベルが見切れていて証拠として弱かった。結局その荷物だけDNRカウントになりました。

それ以降、置き配の写真は「荷物全体+住所が分かるプレート+ラベルの一部」が見える構図を意識するようにしました。この工夫だけでDNRのクレームが激減しました。

先日、DNRが2件あったため担当者に調べてもらいました。すると、「顧客からの指示は守っており、配達完了したピンの位置はあっている」とのことでした。考えられる理由としては、風で飛んだか盗まれたとのことでした。風で飛ぶようなとこには置かない自負もあるので、盗まれたかな〜。こういったどうしようもない案件もありますよね(汗)

数値管理のコツ

配達員としては「自分のDCR・DNR」がどれくらいかを把握しておくことが長続きするコツです。Amazon Hubでは公式に数値公開されていない場合もありますが、自分で記録を残すことで改善の糸口が見えてきます。

  • 日報形式で「割り当てた荷物数」「配達完了数(問題なし)」「顧客クレームが来たか」「不在持ち戻しがあったか」などを記録する
  • 週に1度、どの荷物がミスになったか振り返る
  • 担当者に追跡番号を聞いてみる

こういう習慣があるかないかで、月単位で報酬・稼働量・評価が変わってきます。

リスクと覚えておきたいこと

DNRが高いまま放置すると、Hubからの仕事割り当てが減ったり、最悪契約解除のような扱いになるケースがあります。DCRの低さも同様です。

また、顧客からの報告内容が正確でなくてもシステム上「未受領」と扱われることがあるため、「自分でできる防御」は常に意識しておくことが大事です。

まとめ

DCR(配達完了率)とDNR(未受領率)は、どちらもAmazon Hubで稼働を続ける上で避けて通れない指標です。

  • 配達完了率を上げるには「ミスを減らす」「住所・備考を確認」「タイミングを工夫」
  • 未受領率を抑えるには「証拠を残す」「写真を工夫」「置き場所指示を守る」

これらを意識しながら仕事をすることで、稼働効率が上がるし評価も安定します。

評価指標を知らずに使うのと、数字を意識して改善していくのとでは将来の稼働量・収入が全く変わってきます。

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