【2025年版】アマフレの「ナーサリー」とは?初心者期間の意味・終了条件・注意点をすべて解説
Amazon Flexを始めたばかりの人が、最初に戸惑う言葉があります。
それが「ナーサリー(Nursery)」です。
「ナーサリーって、あの保育園のこと?」
「なんで自分がナーサリー扱いなの?」
結論から言うと、アマフレの「ナーサリー」とは、「新人ドライバー向けの“お試し期間”」を意味します。
これは保育園ではなく、ドライバーの育成・安全確認のためのシステムなんです。
今回は、現役で15万個以上配達してきた僕が、
「ナーサリー期間」の仕組み・解除条件・注意点をわかりやすく解説します。

ナーサリーとは?意味を正しく理解しよう
「ナーサリー(Nursery)」は、直訳すると「育成所」や「養成期間」を意味します。
Amazon Flexでは、新しく登録して初めて稼働するドライバーが、自動的にこの“ナーサリー期間”に分類されます。
つまり、アマフレにおけるナーサリーとは、
「新人ドライバーを対象に、稼働の安全性・精度・対応力を見極める期間」のこと。
運営側は、この期間中にドライバーの基本スキル(時間厳守・荷扱い・顧客対応など)をチェックしています。

僕の時はナーサリー期間がなく、初回からハードモードでしたww
この記事の最後に僕のアマフレ初回の時の動画を貼っておきますね。
Amazon Flexの登録手順はこちらで詳しく解説しています。
ナーサリー期間の特徴
ナーサリー期間中は、他のドライバーと比べていくつかの制限や特徴があります。
これは不利というより、“事故やトラブルを防ぐための緩衝ゾーン”です。
① オファーの数が少ない
ナーサリー期間は、通常のドライバーより配達個数が少なくなります。
特に最初の1〜2週間は「短時間・近距離のルート」が多く、いきなり大量の荷物を任されることはありません。
② エリアが固定される
最初はステーション周辺など、比較的安全で分かりやすいエリアが割り当てられます。
地理に慣れる目的があり、繁忙地域(都心や山間部)は避けられる傾向にあります。
③ 単価や距離が控えめ
長距離や高単価のブロックよりも、短距離・小荷物の案件が中心になります。
ただし、これはマイナスではなく、“無理なく慣れるための設定”です。
評価が下がる仕組みはこちらの記事で詳しく解説しています。
ナーサリー期間はどれくらい続く?
一般的には、最初の10回〜15回程度の稼働(およそ2〜3週間)で自動解除されます。
ただし、これはステーションごとに差があり、
以下のような要素で期間が変動します。
| 条件 | 延長リスク | 備考 |
|---|---|---|
| キャンセルが多い | 高 | 信頼スコアに影響 |
| 遅延・未配が多い | 高 | 配達精度を再チェック |
| 週1以下の稼働 | 高 | データが不足するため |
| トラブル報告がある | 高 | 安全確認が優先される |
逆に、
- 1週間に3回以上稼働
- 未配ゼロ
- 遅延・キャンセルなし
という状態を維持できれば、早ければ1週間前後で解除されるケースもあります。
未配処理の正しいやり方を知っておきましょう。
ナーサリー1とナーサリー2がある
ナーサリー1と2があります。
1は1週間ほどでしょうかね。
2になってから一気に難易度が上がる感じがします。
ナーサリー2で、あなたにアマフレが合うかどうか見極める必要があります。
ナーサリー期間が終わるとどうなる?
ナーサリー解除後は、以下の変化が現れます。
- ブロック(オファー)の量が増える
- 配送エリアが広がる
- 高単価(距離長め)ルートが解放される
- 「ダッシュボード」に“要改善”が出にくくなる
要するに、本格的にアマフレドライバーとして認識される段階です。
逆に言えば、この期間の対応が雑だと「正式昇格」まで遠回りになります。
解除後に稼げる時間帯はこちら。

ナーサリー中に注意すべきこと
初心者期間とはいえ、気を抜くと評価が落ちることがあります。
特に注意してほしいのは次の3つ。
① 遅延とキャンセルは致命傷
ナーサリー期間中は、運営のシステムが「稼働データ」を細かくチェックしています。
キャンセル率や到着時間の遅れが続くと、
「安定性に欠けるドライバー」として評価が下がる
これは解除の遅れにつながります。
② サポートへの報告は丁寧に
不在・住所不明などのトラブルがあった場合は、
そのまま放置せずチャットサポートに必ず報告しましょう。
報告履歴が残ることで、運営に「誠実に対応したドライバー」として記録されます。
Amazon Flex (Amazon フレックス) サポートセンターはこちら。
お問い合わせ電話番号:
0120-899-451
お問い合わせメールアドレス:
amazonflex-support@amazon.co.jp
お問い合わせ・サポート営業時間:
全日8時~20時
③ ダッシュボードの“改善”表示を放置しない
ナーサリー中に「要改善」が出ても焦らず、
「どの項目が下がっているか」を確認し、次のブロックで修正していくことが大切です。
放置して稼働を止めると、解除が遅れます。
ナーサリー未配はペナルティになる?
正しく処理していれば、ペナルティにはなりません。
ただし、「未配報告をしなかった」「勝手に配達完了にした」場合は信頼スコアに響きます。
ナーサリー中は、まだ“見習い枠”として監視されているため、
正確な報告行動こそが評価ポイントになります。
「うまく配る」より「正しく報告する」
これがナーサリーを早く抜けるコツです。
ナーサリーを早く抜けるためのコツ
- 毎日同じ時間に稼働する(AIが安定稼働と認識しやすい)
- ミスしたら報告する(放置より誠実対応の方が評価される)
- キャンセルは避ける(1回のキャンセルでもリセット扱いになる場合あり)
- 遅延ゼロを意識(オンタイム配達が最重要指標)
これを続けると、自然とオファー量も増えていきます。

ナーサリー期間中にしてはいけないこと
- 他のアカウントでログイン(規約違反扱い)
- 家族や知人とのアカウント共有
- 不在時の置き配強行
- 無断でアプリを再インストール
これらは、ナーサリー中にやってしまうと“再審査扱い”になることがあります。
特に「アプリ不具合の誤解→ログインできない→再登録」は注意。
ナーサリー中は不安が多い。でも焦らないこと
最初の1〜2週間は、「オファーが来ない」「これで大丈夫なのか」と感じる人が多いです。
でも、これは全員通る道です。
Amazon側も、あなたを試しているわけではなく、
単に「データを蓄積して適正ルートを判定」しているだけ。
焦って無理にブロックを取りまくるよりも、
“確実に配ること”に集中した方が、早く安定します。
悩みがあれば、僕にいつでも相談くださいね。
ナーサリーが終わったらどうなる?
解除されると、アプリの表示から「ナーサリー」という言葉が消えます。
ブロック量・単価・ルートが一気に増えるので、最初は驚くかもしれません。
ただ、ここで気を抜くと「要改善」が出やすくなります。
解除後は「通常評価ドライバー」として扱われるため、
配達精度・キャンセル率の管理が一気にシビアになります。
160個...📦
— むねさん@配達員の垢BAN研究所🛵🚚 (@amamunezon) August 1, 2025
荷室に酸素たまらんやろ😆 pic.twitter.com/apWJs9wn21
まとめ
アマフレの「ナーサリー」は、初心者を守るための期間です。
保育園ではなく、“ドライバー育成期間”と考えましょう。
- 期間:およそ10〜15回の稼働
- 内容:短距離・低負荷の案件中心
- 解除条件:安定稼働と報告精度
- 注意点:未配放置・キャンセル・遅延は厳禁
最初の1〜2週間を大切に過ごすことで、
その後のアマフレ人生が本当に変わります。
信頼スコアを下げないための注意点も確認しておきましょう。
ちなみに僕がアマフレを始めた頃は、ナーサリーという概念がなく、悲惨な状況でした(汗)
以前YouTubeにアップしたものがあるので、貼っておきますね。参考にどうぞ。
