アマフレのアーリー権剥奪とは？最近増えている理由と復活の可能性

2025年10月10日 2025年10月10日

むねさん

こんにちは、むねさんです。
Amazon Flex（アマフレ）で長く稼働している方なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。

「アーリーが剥奪された」

アーリーとは、簡単に言えば「オファーを早く取れる優先権」。
これがあるかないかで、1日の稼ぎが数千円〜1万円以上違うこともあります。

重要

アーリーかどうかでアマフレ人生が変わると行っても過言ではないです。

では、なぜ突然アーリーが外されるのか？
そして、戻すことはできるのか？
現場で見てきた実例を交えながら、できるだけリアルにお話しします。

アーリーとは何か？仕組みを簡単におさらい

アーリー（Early Access）とは、Amazon Flexドライバーに与えられる「オファー優先閲覧権」のことです。

アーリー（Early Access）

「オファー優先閲覧権」

通常よりも早いタイミングでブロック（配達枠）が表示され、良い時間帯・高単価の案件を取りやすくなります。

ただし、これは「全員に与えられるもの」ではありません。
アマゾン側が定める基準を満たしたドライバーのみ、週単位で自動的に付与されます。

主な条件（過去の公式発表ベース）

Information

過去数週間の出席率・キャンセル率・パフォーマンス
配達品質（お客様評価）
ステーションからの評価（内部データ）

つまり、「安定して真面目に稼働している人」ほど、アーリーが付きやすい仕組みです。

最近「アーリー剥奪」が増えている理由

ここ半年（2025年前半〜中盤）で、明らかにアーリーを失う人が増えています。
その背景には、AIによる自動判定の厳格化とステーション単位の調整があります。

僕のところにも、以下のような相談が寄せられています。

「ずっとアーリーあったのに、今週から急になくなった」
「キャンセルも遅刻もしてないのに外された」
「友達は残ってるのに自分だけ消えた」

調べてみると、どうやら2025年4月頃から一部ステーションでアルゴリズム更新が行われた形跡があります。

アーリー剥奪の主な原因（現場で多かった5つ）

① 無断キャンセル・遅刻の履歴

たとえ1回でも「未出勤」や「直前キャンセル」があると、システム的にアーリーがリセットされることがあります。
「配達に行けない」と連絡しても、ステーションに正しく反映されていない場合も多いです。

② 出席率の低下（ブロックを取っていない）

アーリーは“実稼働ドライバー”を優先します。
1〜2週間、ほとんどブロックを取っていないと、自動的に外される傾向があります。

特に最近は、

「週1〜2回しか稼働していない」
「平日のみ、短時間だけ」
というドライバーが対象になりやすいです。

③ ステーションからの内部評価

公式には出ていませんが、現場では「社員評価（Delivery Associate Feedback）」が存在します。
ミスが続いたり、荷物トラブルが多いドライバーは“内部スコア”が下がり、アーリーに影響します。

④ 配達品質（お客様評価）の低下

「玄関前に置き配」と入力しても、実際は異なる場所に置いたり、遅配が続いた場合、顧客満足度が下がります。
評価数が少ないと1件の低評価で一気に影響するので注意が必要です。

⑤ ステーションの調整・人数過多

アーリーはステーション全体のバランスでも付与・剥奪されます。
ドライバー数が増えると、優先枠を絞る傾向にあります。
つまり「あなたが悪い」というより、全体調整による一時的な剥奪も多いんです。

剥奪されたあと、戻る可能性はあるのか？

結論から言えば、戻る可能性はあります。

実際、僕の相談者の中でも

「2週間で戻った」
「4週後に自動復活した」
という例が何件もあります。

Amazonのシステムでは、週単位でパフォーマンスを再評価しています。
そのため、「継続して安定稼働」していれば、次の週またはその次に戻る可能性が高いです。

具体的にやるべきこと

3週連続でブロックを取り続ける（特に早朝・夜の低倍率時間）
キャンセル・遅刻をゼロに保つ
完了率100％を維持する
顧客評価で“問題なし”を継続する

この状態が2〜3週間続けば、自動復帰の確率はかなり上がります。

ステーションに確認しても意味はある？

「アーリーが外されたんですが…」とステーションに聞いても、
たいてい返ってくるのは「システムが自動的に判断しています」という答えです。

これは半分本当で、半分は“社内ルールで答えられない”という意味でもあります。
実際に社員でも詳細な基準はわからないようになっています。

ただ、人間の裁量がゼロではないのも事実。
丁寧に状況を伝え、現場での改善を続ける姿勢を見せると、
「次回以降の評価対象に戻してもらえる」ケースもあります。

垢BAN・非アクティブ化との違いに注意

アーリー剥奪は、「ペナルティ」ではありますが、垢BANとは別物です。
アカウント停止（Deactivation）はアプリ自体にログインできなくなりますが、
アーリー剥奪は「配達ができる状態」での制限です。

つまり、

オファーが少なくなる
高単価ブロックが見えない
というデメリットはありますが、通常稼働は継続可能です。

焦って再登録やサポート連絡を繰り返すより、
「パフォーマンスを整えて3週間待つ」方が効果的です。

アーリーを維持するための具体的習慣

僕自身が現役時代から意識していた、アーリーを維持するためのコツをいくつか紹介します。

同じステーションで継続稼働する
　→ ステーション移動を繰り返すと内部スコアがリセットされやすい。
オファーのキャンセルを極力減らす
　→ “受けてから断る”より“受けない”方が評価は下がらない。
遅刻リスクを減らす
　→ 集合時間の10分前到着が鉄則。渋滞や駐車に余裕を。
置き配写真は確実に撮る
　→ 顧客からのトラブル報告を防げる。
短期でやめない
　→ 週単位の評価なので、1週空けると下がる。

もし戻らない場合の最終手段

3〜4週経っても戻らない場合は、サポート経由で**「パフォーマンスの再確認」**を依頼します。
以下のように問い合わせてください。

件名：アーリーアクセスの付与状況について
本文：
Amazon Flexサポートご担当者様
いつもお世話になっております。
現在、アーリーアクセスが外れている状態が続いており、過去数週間は無遅刻・無キャンセルで稼働しております。
念のため、現在のパフォーマンス評価状況を確認いただけますでしょうか。
（氏名・登録メールアドレス・ステーション名）

内容はシンプルでOKです。
感情的に書くより、「数字と実績」を添える方が通りやすいです。