Uber Eats注文者のアカウント停止が増えている理由と、再開までの流れ
こんにちは。
僕のもとには毎月、Uber Eats配達員だけでなく、注文者(利用者)側のアカウント停止に関する相談も届きます。
「いきなりログインできなくなった」「カードが使えなくなった」「何度試してもエラーが出る」──。
中には、「もう3年以上使ってたのに突然止まった」という人もいます。
実はこの現象、アプリの不具合ではなく、Uberのシステムによる自動判定で止められていることが多いんです。
1. なぜ注文者アカウントが停止されるのか
Uber Eatsのアカウント停止は、配達員だけではありません。
注文者側もAIが自動的に監視・判定をしており、「不正の疑い」が検出されると即時ロックがかかります。
代表的な原因は以下の通りです。
- 支払い方法の不正利用(カードやPayPayの名義不一致など)
- 割引目的での複数アカウント作成
- 「届いていない」報告を何度も繰り返す虚偽申告
- キャンセル率の異常な高さ
- 住所登録の重複や、同一端末で複数アカウントを使う行為
たとえば、家族で同じカードを使っていたり、同じ住所から複数のアカウントを登録していた場合、
システムが「不正利用の可能性」と判断してしまうことがあります。
Uberは人間が確認しているわけではなく、AIの自動検知です。
そのため、完全に善意の利用者でも誤判定されることがあるのが現状です。
2. よくあるトラブルの実例
僕が実際に相談を受けた中で多いのは次のようなケースです。
- 子どものスマホから親のカードを使って注文した → アカウントロック
- 引っ越し後、住所の表記を誤入力 → 不正住所として停止
- 以前の端末でログインしたまま、新端末でも使おうとしてエラー
- 一度注文エラーになったあと、再注文したら二重決済扱いでロック
どれも悪意のない行動ですが、Uberのシステムから見ると「異常挙動」として処理されます。
停止された本人にとっては理由が分からないまま、突然アプリが使えなくなるわけです。
3. 停止されたときにまずやること
アプリで「アカウントが無効です」と表示されたら、焦らず以下の手順を取ります。
- アプリを再起動(または再インストール)
- 別の通信環境(Wi-Fi/4G/5G)で試す
- それでもダメなら、アプリ内の「ヘルプ」からサポートに連絡
問い合わせの際は、感情的にならず、
「不正利用の心当たりはない」「普通に使っていた」ことを冷静に伝えます。
4. 復活できた人の共通点
復活できた注文者の共通点は、「証拠を持っていた」こと。
たとえば以下のようなデータがあると強いです。
- 注文履歴のスクリーンショット
- 支払い履歴の明細(PayPayやカードの利用履歴)
- 届かなかった注文に関するチャット履歴
これらを添付して「誤判定の可能性がある」と伝えると、海外チームに転送されやすくなります。
英語が苦手でも、「Please review my account again.」の一文だけ添えると十分です。
5. 新しいアカウントを作れるのか?
原則として、同一人物による再登録はできません。
Uberはカード情報・電話番号・端末ID・住所を照合しています。
別名義の家族カードや、別回線のスマホでも自動検知で止められるケースが多いです。
ただし、誤BANの場合は、サポート側の判断で「再有効化」されることがあります。
問い合わせ履歴を残しておけば、あとから担当が引き継いで再開してくれることも。
6. むねさんからのアドバイス
Uber Eatsはシステム的に「利用者を守る」よりも、「不正を排除する」方向に寄っています。
そのため、潔白でも止まることがあります。
もしアカウントが止まってしまったら、
・焦らない
・感情的に送らない
・証拠をまとめる
この3つを守ることが、再開への最短ルートです。
「正直に説明すれば伝わる」─それがUberサポートの基本姿勢です。
冷静に、事実ベースで伝えましょう。
まとめ
注文者のアカウント停止は、年々増加しています。
支払い・住所・アカウント構成など、AIが自動で判断するため、誤検知も多いのが現実。
でも、冷静に対応すれば再開の可能性はあります。
焦らず、証拠を整え、正しい手順でサポートに申請。
これが一番確実です。